子供の注意力が散漫になる原因にアプローチし、どうすれば集中力を高めることができるかのヒントをQ&A形式で紹介します。
子供の宿題、親はどこまで手伝うべき?自主性を育てるサポート法
- 親が宿題につきっきりで手伝うのはNG
- 宿題の重要性を話し合い、計画を一緒に立てる
- 親が心がけたい姿勢
学校に行くようになると宿題が毎日のように出されます。子供がちゃんと宿題をするかどうか気になる親ごさんも多いですよね。「子供が宿題を忘れて学校で恥ずかしい思いをしてほしくない」、「勉強の習慣を身につけさせたい」、「成績が上がってほしい」と、子供の宿題を親が手伝う場合もあります。ノバキッドが世界各国で行った生徒アンケートによると、日本の場合は、49%が親の監督やサポートの下で宿題を行うと回答し、他の国に比べて親が子供の宿題を手伝う傾向が高い結果が示されました。子供の自主性や集中力を高めるために、親はどのように子供の宿題をサポートしたらいいのでしょうか?今日は子供の宿題への親の関わり方について考えてみたいと思います。
ノバキッドは子供の好奇心や関心を育てる英語学習に力を入れるだけでなく、子供のウェルフェアやメンタルヘルスの問題について、私たちの意識を高めることを大切にしています。
親が宿題につきっきりで手伝うのはNG
アメリカの社会学者Robinson, Keith/ Harris, Angel L.両氏の研究によれば、小学生時代に親がつきっきりで宿題をフォローすると、学年が上がるにつれて学力が低下すると指摘されています。その理由としては、宿題のあらゆる過程に親が介入すると、子供はすぐに助けを求めることに慣れて思考が放棄され、結果的に学力が育まれないということです。
では、放っておくのがいいのでしょうか?そうすると宿題をまったくしないまま、締め切り直前に付け焼き刃で宿題を片付け、結果的に学習内容がまったく身につかない危険があります。
重要なのは手伝い過ぎず、放ったらかしにしない程よい距離感で見守ることです。
では、具体的にどうすればいいの?

宿題の重要性を話し合い、計画を一緒に立てる
まず、子どもとなぜ宿題をしなければならないか、を話し合いましょう。締め切りを守るだけが宿題の目的ではありません。学校で習ったことを宿題を通して復習し、応用することで身ににつける大切な意味があることを、子供と話し合うことで理解してもらいます。
ポイント:子供に計画を立てさせる、準備させる
親が決めたスケジュールよりも、子供が自らすすんで立てた計画の方がやる気も高まります。なるべく日々決まった時間に宿題に取り組むことで習慣となり、「したい/したくない」といった葛藤も減っていきます。宿題の後にはおやつの時間や遊びやゲームの時間などの楽しみを組み込んでおくのも、やる気を高める秘訣です。ちなみに小学生の場合、一般的に机に向かう時間は「学年×10分」程度の長さが推奨されています。
図工や自由研究の宿題では、材料を揃えないといけないものもあります。これも子供に準備を任せましょう。必要なものリストを作り、買い物に出かけないといけないかもしれません。子供の自主性を高めるのに自分で計画し、準備するのは最適なトレーニングです。
親が心がけたい姿勢
ポイント:答えを教えない親はヒントを出す、促すだけにとどめる
子供が自分で決めた時間になっても、宿題を始めないこともあります。そんな時も「早くしなさい」、「自分で決めたことがどうして守れないの?」と叱るアプローチはNGです。「今何時かな?」、「次は何する時間かな?」と、あくまでも自分で立てた計画を思い出させるのにとどめましょう。例えば朝8時半に勉強を始めると決めていたとしても、ゆったりと朝ごはんを食べ少し遊んでから9時開始とした方がうまくいくかもしれません。また途中で休憩を挟んでみることで、より集中できることもあるでしょう。どうすれば一番ベストかは実際にやってみる中でみえてきたりもします。
また、子供がわかならくて困っている問題も「これはこうでしょ」と真っ先に答えを言ってしまうのではなく、「ここもう一度考えてみたらどうだろう?」「そこからもう一度やり直してみるといいよ」「ここのところを私にも説明してみて」など、その子が自ら答えに辿り着くのを助ける言葉がけを心がけましょう。
「まずは自分で取り組んでみる→どうしてもわからない→少しヒントをもらう→自分で取組んでみる→わかった!」といった流れができるといいですね。
宿題は、勉強内容を理解するだけでなく、課題を前に、与えられた期間と量を吟味し自らをマネージメントする方法を学ぶ最高の機会です。宿題を通じて、子供の「自分でできる!」範囲を広げるのをサポートしていきましょう!
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